仮想通貨について触れていくと必ずマイニングというワードが出てきますよね。



などの疑問を抱えている仮想通貨初心者が簡単に理解できる記事になっています。
なぜなら、仮想通貨の『か』の字も分からなかった筆者が当時マイニングについて調べてみたところ難しい言い回しや長文で理解しにくいな…。
と感じたポイントを含め、知識ゼロの状態からでも理解できるように分かりやすくまとめてあるからです。
実はこの記事を読み終えることで、難しそうだった『マイニングの全体像』が簡単に理解できます。
それでは難しく考えずに簡単に解説していきますね。
1.マイニングは新たに仮想通貨を採掘する作業
ざっくり言ってしまうと、
マイナー(マイニングをする人や組織)が、毎日のように世界中で取引されている仮想通貨の取引内容を、ネットワーク上にある台帳(ブロックチェーン)に追記、確定(承認)して報酬を得る作業のことです。
いやいや、マイナーとかブロックチェーンとかがそもそも分からないんだよ!
という声が聞こえてきそうですが
大丈夫です。
私もt当初はその辺りが理解できずに色々調べました。
しかし書いてある内容やニュアンスが違っていて実際どれが本当なの?
と最初は理解に苦しみました。
結果どれも正解だったのですが、時と場合や人によってさまざまな解釈があります。
キーワードを順番に初心者でも理解しやすいように基本的なポイントをあえてざっくりと解説していきます。
そもそも
代表的なビットコインを初め、イーサリアムなどその他の仮想通貨はアルトコインと呼ばれており、5000種類以上もあります。
これらの仮想通貨は24時間365日取引されていて、1日の取引総額はビットコインだけでも3兆円を超える日がある程の膨大な取引量になります。
ではこの膨大な量の取引はどのように管理されているのでしょうか?
2.データを安全に記録管理できるブロックチェーン
取引データを記録していく台帳にあたるのがブロックチェーンです。
このブロックチェーン技術を使って取引データは管理されています。
ブロックチェーンの特徴としては以下の4点が挙げられます。
- 改ざんが非常に困難
- 記録した取引は変更や消すことが出来ない
- 不正や故障などが起きてもシステムダウンしない
- 同じデータをみんなで管理できる
これらの特徴により仮想通貨を取引する人たちのなかに不正を働こうとする者がいたとしても、正しい取引が出来るようになっています。
ブロックチェーンの仕組みはと言うと、
仮想通貨の取引データをまとめて一つの「ブロックA」を作ります。
そのブロックには「いつ」「誰が」「どのくらいの量を取引したのか」といった情報が書き込まれていきます。
ブロックは一定時間ごとに区切られ、新たに取引されたデータをまとめて次の「ブロックB」を作ります。
新たに作られた「ブロックB」は、以前の「ブロックA」につながれ保存されます。
「ブロックB」の中には「ブロックA」の内容も引き継がれ記録されています。
このようにブロックはC→D→E→F…という具合につながり続けます。
ではいったい誰がブロックチェーン技術を使い、ブロックをつなぎ続けているのでしょうか?
3.仮想通貨の採掘者マイナー
それがマイナー(採掘者)と呼ばれる人や組織です。
マイナーは取引履歴を記録した報酬として仮想通貨をもらえます。
ところが取引データは複雑に暗号化されていて、記録するには膨大な計算作業が伴います。
その計算作業をいち早く終えてデータの記録を完了したマイナーにのみ報酬は発生します。
この報酬は、新たに発行された仮想通貨によって支払われます。
つまり、通貨の新規発行がこの瞬間に起こるのです。
これら新規発行に至るまでの一連の作業がマイニングと呼ばれています。
4.まとめ
あえて深堀はせずにマイニングについての解説をしてきましたが
これらを以下にまとめました。
- マイナーが
- 新規発行される仮想通貨を得るために
- 24時間365日
- 世界中で取引されている仮想通貨のデータを
- ブロックチェーン技術を使って
- 正確かつ安全に記録承認する作業
ブロックチェーンについてはこちらの記事も併せてご覧ください。